|
「僕の歌は君の歌」(原題:Your Song)は、イギリスのミュージシャンであるエルトン・ジョンのバラード。作曲はエルトン・ジョン自身、作詞はバーニー・トーピン。1970年に発売されたアルバム『僕の歌は君の歌』に収録された。 この曲はアメリカでは1970年10月にシングル「パイロットにつれていって」のB面として発売された。しかし、ディスクジョッキーには「僕の歌は君の歌」の方がA面の「パイロットにつれていって」より好まれて取って代わられた結果、イギリスとアメリカのチャートでトップ10ヒットを記録した。 デモバージョンは、1990年に発売されたエルトン・ジョンのボックスセット・アルバム『トゥ・ビー・コンティニュード』に収録されている。この曲は複数のアーティストにカバーされており、エリー・ゴールディングによるカバーは全英シングルチャートで2位を記録している。 == 構成とインスピレーション == 「僕の歌は君の歌」はフォークとジャズの融合である。レオン・ラッセルにインスピレーションされたエルトン・ジョンのピアノ演奏の上に、アコースティックギター、ポール・バックマスターによるストリングス、リズム・セクションが重なっている。 バーニー・トーピンによる歌詞は、ロマンチックな想いが表現されていて、自虐的な表現と芝居がかった表現を用い、オールミュージックでは「感動的で甘い」(effective and sweet) と批評されている。 この曲はエルトン・ジョンとバーニー・トーピンが一緒に暮らしていたころに作りだめしていたものの一部で、1969年10月27日に作曲されたものである。バーニーが朝食をとっている間、エルトンはバーニーが以前から作成していた歌詞に対してわずか10分間で作曲した。エルトンはこの曲を気に入っており、コンサートでこの曲を演奏することをほとんど欠かすことはない。彼はインタビューで「私はそれ以来すばらしいラブソングを書いていない」と言っている。 「僕の歌は君の歌」は、エルトン自身のその後の楽曲「幼き恋の日々」(1975年発売のアルバム『キャプテン・ファンタスティック』に収録)にインスピレーションを与えた〔We All Fall In Love Sometimes, Iconic Songs with Glenn A. Baker, Afternoons with Tim Webster, Radio 2UE, 20 November 2008〕。元の手書きの歌詞は、朝食の後の卵とコーヒーの汚れとともに、『キャプテン・ファンタスティック』の歌詞小冊子で見ることができる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「僕の歌は君の歌 (曲)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|